ここのところ、猛暑続きの夏。冷房は欠かせない存在ですよね。
すぐに涼しい風を送ってくれて、快適な空間にしてくれる冷房ですが、こんなことはありませんか?
「冷房で空気が乾燥する~」、「のどがやられた」、「肌も乾燥してきた…」ということが。
ここでは、そんな時のための、簡単にできる乾燥対策をまとめてみます。
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夏の冷房の乾燥どうにかしたい!冷房で乾燥しないコツとは!?
そもそも、冷房でなぜ乾燥が起こるのか、ご存知でない方もいるかと思いますので説明いたしましょう。
室内の暑い空気を冷やしてくれる冷房ですが、この室内の暑い空気を冷房内部の熱交換器という部分で冷やします。
その時に、空気中に含まれていた水分が水滴となって発生します。
この水滴が、室外機についているホースから出てくる仕組みです。
つまり、冷房を使って暑い空気を冷やすと、空気中の水分が減ります。よって、空気が乾燥していたのです。
そこで冷房で乾燥しないコツは、ずばり加湿することです!
あると便利なのは加湿器です。
ポイントは冷房で室内がある程度涼しくなってから、加湿器のスイッチをオンすることです。
暑い状態で加湿器をオンしてしまうと、室内が冷えにくくなってしまいますので、この時間差が重要です。
また、もっとお手軽に出来る対策は、濡れタオルです。
ポイントは部屋のサイズに合わせてタオルのサイズや枚数を調整すること、なるべく自分の近くに干すことです。
もっと加湿効果を高めるには、濡れタオルに扇風機やサーキュレーターで風を送るのが効果的です。
また、濡れタオルを作る際に、水にアロマオイルを数滴混ぜてみるのもオススメです。
殺菌作用やリラックス効果のあるラベンダーオイルや、清涼感のあるペパーミントなどが良いでしょう。
そして濡れタオルの注意点もお知らせしておきます。
暑い時期は雑菌が繁殖しやすいため、清潔なタオルを使い、定期的に取り替えるようにしましょう。
冷房で乾燥してのどがやられた!?すぐにでもできる対処方法!
では、次に冷房でのどがやられた時の、すぐにできる対処法をご紹介します。
わかりやく箇条書きしてみます。まず会社や外出先での対処からです。
・マスクを着用する(乾燥がひどい時は濡れマスクもオススメ)
・水分補給を積極的に行う
・のど飴をなめる
・こまめにうがいをする
・水を入れたコップを近くに置く
このような対処が望ましいでしょう。
次に、のどの乾燥が起きやすい睡眠時の対策もお伝えします。
・寝る前に水分を補給しておく
・寝る前にうがいをする
・近くに水を入れたコップや洗面器を置いておく
・マスクを着用して寝る(乾燥がひどい時は濡れマスクもオススメ)
・寝るときに口呼吸にならないよう気をつける
このようなすぐできる対策をしておくことがオススメです。
また、寝る際には冷房の使い方にも注意しましょう。
・設定温度は28℃前後にする
・除湿モードは余計に乾燥するので使わない
・直接風が身体にあたらないよう風向きを調整する
このような点に注意が必要です。
また、その日の気温や体調に合わせてタイマー機能も上手に使いましょう。
夏場ののどの乾燥は、夏風邪につながることも大いにありますので、早めに対処・対策をしておくことが重要です!
冷房で乾燥して肌がカサカサ…対処方法は?
では、最後は肌です。冷房による乾燥は、肌にも乾燥をもたらします。
対処しないでいるとカサカサ、パリパリになってしまうこともありますので、さっそく対処方法を見ていきましょう。
・保湿対策のスキンケアを入念にしておく
・メイクの上から使えるミストや乳液を使用する
・マスクを着用する(口元の乾燥を防げます)
このような対処がオススメです。
また、冷房で肌が乾燥するのは、空気が乾燥しているためだけではありません。
冷房の風が大きな問題と言われています。
風が吹いていたほうが洗濯物の乾きが良いように、風にあたると肌の乾燥も余計に進むのです。
ですので、「肌に直接冷房の風が当たらにようにする」というのも重要な対処ポイントです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめますと、
・夏の冷房の乾燥どうにかしたい!冷房で乾燥しないコツとは!?
⇒加湿器を使う。ただし加湿器のスイッチは室内がある程度涼しくなってから入れる。
もしくは濡れタオルを使用する。
・冷房で乾燥してのどがやられた!?すぐにでもできる対処方法!
⇒マスク、水分補給、のど飴などでまず対処を。睡眠時の対策をしておくこともオススメ。
・冷房で乾燥して肌がカサカサ…対処方法は?
⇒入念なスキンケアと、ミストや乳液をメイクの上から使うなどの対処を。直接風にあたらないようにすることも重要。
ということになります。
まずは、加湿器や濡れタオルから対処を始めてみて、それぞれの対処方法を加えてみましょう。
また、のどの乾燥から風邪、肌の乾燥からひどい肌荒れになったなどという場合は、無理せず専門の医療機関にかかることをご検討くださいね。
以上の情報をおさえて、上手に冷房と付き合って快適に暑い時期を乗り越えましょう!
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