水分補給の定番と言えば、麦茶ですよね。
ゴクゴク飲みやすい麦茶ですが、実はダイエットにも効くと言われているのです!
ここでは、知らなきゃ損な麦茶のダイエットと健康効果にまつわる情報を、まとめてみたいと思います。
麦茶のダイエット効果と効能ってどうなの?
それぞれのお茶には色々な効果、効能があるように、麦茶にも多くの効果、効能があります。
その中でもダイエットに効くものを紹介していきます。
まず麦茶には、血流を促進、新陳代謝をアップさせてくれる「ピラジン」という成分が含まれていますので、痩せやすい身体に導いてくれると言えます。
そして、アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)という成分が含まれていますが、こちらは、身体の中に溜まった老廃物や塩分の排出を促進する働きがありますので、むくみ対策に役立ちます。
また、麦茶には同じくむくみに効くカリウムも含まれています。
ですが、ここで一つ注意点があります。麦茶自体には脂肪を分解したり燃焼するという効果はありません。
ただ飲んだだけで簡単にダイエットできるというワケではないのです。
食事の量やバランスに気をつけ、適度な運動などの通常のダイエットにプラスすることが効果的でしょう。
これって常識!?麦茶は健康に効果はある!?
はい。麦茶にはダイエット効果以外にも様々な健康効果もあります。
わかりやすく羅列して見ていきましょう。
・身体の熱を下げる効果がある。夏場の熱中症対策の飲み物として最適。
・麦茶の原料である大麦に豊富に含まれているp-クマル酸には、発がん性物質の生成を抑える働きがある。特に胃がんのリスクを減少させると言われている。
次は上のダイエットの所でも触れた成分の効果です。
・血流を促進、新陳代謝をアップさせてくれる「ピラジン」には、血液をサラサラにしてくれる効果もある。
・むくみに効くGABA(ギャバ)には、他にもリラックス効果と、上がりすぎた血圧を下げてくれる効果がある。
他にも…
・虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑制する作用があり、虫歯予防効果がある。
・胃の粘膜を保護・修復してくれる効果がある。
・美容・美肌効果がある。特に、シミ、そばかすの予防、肌のたるみを防ぐ効果が期待できる。
最後に「ノンカフェイン」であるという点にも触れておきます。
カフェイン入りの飲み物は、子供や妊婦さんにはオススメできませんが、麦茶はノンカフェインですので、幅広く多くの方が飲むことのできる健康的な飲料と言えるでしょう。
効果的な麦茶の飲み方は?
麦茶でダイエット効果を期待する場合、一日の摂取の適量は、1.5ℓ程度とされています。
もちろん一気に飲むワケではありません。コップ一杯(約200ml)を一日のうちに数回に分けて飲みましょう。
具体的には、1,5ℓはコップ7,5杯分になりますので、午前中に2杯、日中に2~3杯、夕方以降に2~3杯という形ですと、バランス良く、無理なく飲めると思います。
ただし1,5ℓと言うのは目安です。この量を飲むのが辛いという場合は減らし、逆に夏で沢山汗をかいた日などには少し増やすなど調整も大切です。
ちなみに麦茶は、100mlあたり1㎉です。単純計算で1.5ℓですと、たったの15㎉ですので、麦茶自体のカロリーを気にすることは無いでしょう。
次に、麦茶の温度ですが、夏はキンキンに冷やした麦茶が美味しく感じられるかと思いますが、一気に冷えた麦茶をがぶ飲みしますと、身体が冷えすぎてかえって調子を崩すことがあります。
ですので、こまめに飲むことはもちろん、常温か温めてホットで飲むのもオススメです。
また意外に知られていないことだと思いますが、食事の時間帯に麦茶を飲む場合は、食前か食後に飲むのが良いと言われています。
つまり食事中には飲まないほうが良いということです。
前の項目で触れたように、麦茶には胃の粘膜を保護・修復してくれるという効果がありますので、食事中に飲むと胃液が薄まり、消化不良を引き起こす可能性が考えられるのです。
まとめ
いかがでしたか?
まとめますと、
・麦茶のダイエット効果と効能ってどうなの?
⇒・麦茶には、新陳代謝を上げ痩せやすい身体に導いてくれて、むくみ予防、改善効果が期待できる!
・これって常識!?麦茶は健康に効果はある!?
⇒麦茶には様々な健康に良い効果がある。
・効果的な麦茶の飲み方は?
⇒一日のうちに数回に分け1,5ℓ程度を飲んでみましょう。ただし、冷えた麦茶を一気に飲むのは要注意。そして、食事の最中には飲まないこともポイント!
ということになります。
以上の情報をおさえて、美味しく麦茶を飲んで、上手に健康的にダイエットしましょう!